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院内掲示を工夫して患者満足度を上げる
2017.08.18
院内の掲示物が雑然と張られていると、見栄えが悪くなり、情報がきちんと患者さんに伝わりませんが、貼り方を工夫すると情報が効果的に伝わり、患者満足度の向上にもつながります。
患者さんの動線に沿ってエリアと掲示物を区分
具体的には、クリニックを以下のようにエリアごとに分け、患者さんが来院されてから、診療を終えて帰られるまでの、一連の行動の流れに沿って区分けをします。そして、エリアごとに必要としている情報は何かを考えて掲示物を表示しています。
【エリア1】入り口や玄関など、クリニックに入って最初に目に留まる場所
⇒ クリニックの理念や方針など、強調して伝えたい情報
【エリア2】待合室の壁面・掲示板など
⇒ 治療内容の説明、スタッフ紹介、院内の取り組み、混雑情報など
【エリア3】診療を受ける直前の患者さんが座る中待合の壁面
⇒ 治療内容や検査の説明など、診療への理解を補助する情報
【エリア4】診察室の中
⇒ 医師との会話、診療に集中する場とし、何も掲示しない
【エリア5】会計待ちの人が見る、受付カウンターの周辺
⇒ 健康診断や予防接種のお知らせなど、次回につながる情報
【エリア6】受付カウンターの上、カウンター後ろの壁面など
⇒ 会計時に必要な情報、クリニックのパンフレットなど
【エリア7】帰りがけに目にする、出入口のガラス戸の内側
⇒ 電車・バスの時刻表や、最寄りの駅・停留所までの道順を記した地図など
このように、掲示物をエリアごとに区別して張るだけで、情報が患者さんにしっかり伝わり、次へとつながります。
もちろん、エリア区分はクリニックごとに異なります。スタッフ全員で患者さんになったつもりで考えてみてはいかがでしょうか。
税理士法人レガート 税理士 服部誠
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