2017.03.09 クリニック経営

患者さんが受付をしてから診察室に入るまでの時間を計ったことはありますか。

受付したときに、パソコンで受付チェックをするとそこからカウント開始です。そして、診察室にお呼びしたときに、パソコンでチェックしてカウント終了です。そうすることで、客観的に時間を計ることができます。計測された数値を、院長室のパソコンにデータとして蓄積し、待ち時間の傾向を確認分析します。

たとえば、待ち時間の多い曜日や時間帯に予約を多く入れない、逆に待ち時間の少ない時間帯へと予約を誘導するなどして、患者さんの待ち時間対策につなげることができます。

また、リアルタイムで把握できるため、現段階で待ち時間が長いときには診療の流れを修正するよう、スタッフに指示を出すこともできます。患者さんの待ち時間を客観的に把握してみると、新たな問題点に気付くかもしれません。

税理士法人レガート　税理士　服部誠

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